群馬県甘楽郡南牧村星尾
Road Map :県道93号線を羽根地区付近で道標に従い県道201号線に入る。
Route Map:駐車地横の遊歩道に入ると滝が見える。滝壺へは螺旋階段を下る。
『 関東の滝 』 前方に ”立岩”が見えてからは ”立岩”の方に気が行ってしまった。
線ヶ滝
線ヶ滝は、南牧川の支流、星尾川の流れをきってほぼ東西に走る断層に沿って形成された断崖にかかる滝である。 滝をつくる直立した岩壁やその附近の地層は、秩父中古生層の代表的な岩石の一種であるチャートからなっている。
滝の落差は約35mm余りで黒灰色の岩壁を白い一条の直線を描いて落下する。 この滝は、四季を通してとだえることがない。 滝口から滝壺まで一直線、曲がったことは絶対に許さないかの如く、筋の通った流れが印象的です。滝壺は小さいながら、力強い水の流れを受け止め、その激しい音色が滝の迫力を盛り立てています。
更に、滝壺から溢れだした流れは狭い岩の間を通り抜け、下流からも激しい水音が鳴り響き水量以上の迫力、絶壁そのものの見応えも十分です。
遊歩道入口は駐車場の直ぐ横、観瀑は遊歩道からも見ることが出来るが、更に螺旋階段を下ると簡単に滝壺へ到達出来る。
線ヶ滝 (落差35m)
埼玉から長野に向かって帰路に付いていると群馬に入った所で不二洞の鍾乳洞を偶然見付
け、鍾乳洞見学をして、更に長野に向けて走っていると ”線ヶ滝”への道標が出て来たの
で更に寄り道をすることにした。
”線ヶ滝”へ向かう県道201号線を走ると前方に ”立岩”らしい山が出て来て、カーナビで確認すると、ずばり ”立岩”だったので、びっくり。
いつかは登りたい山だったのだ。
せんがたき
”線ヶ滝”の北側に ”立岩”が聳えていた。
県道を更に進めば ”立岩”への登山道に出くわす様だ。
螺旋階段に向かう遊歩道入口に車を停めることが出来た。
県道201号線を走っていると突然 ”立岩”風の岩山が見えたので、慌ててシャッ
ターを切ったのでピンボケ写真になってしまった。 カーナビを見るとずばり”立岩”だった。 しかもこの県道が登山口に通じているとは・・・
遊歩道入口にはこの手の案内板が3つ立っていた。 内容は似たり寄ったり。
カシミールの地図では判り難いが、
簡易地図ではこんな感じ。
遊歩道を少し下ると螺旋階段に着いた。 螺旋階段自体は展望台となっていた。
落差35mの直瀑である ”線ヶ滝” 直瀑は好みでは無いが、これだけ細く乱れの無い一直線の滝は神秘的である。 滝の細さに比べて滝壺が大きく、面白いバランスとなっていた。
螺旋階段途中から滝壺を見る。水が綺麗だ。天然プール的であり夏なら泳いでみたい感じである。
滝壺まで下りて ”線ヶ滝”の下流側を見ると深い渓谷となっていた。
鉄梯子、螺旋階段で駐車場に戻る。
一般観光客には滝壺までは下り難く思える。
線ヶ滝
美しいが素直過ぎる滝で撮った写真も数枚だけだった。これだけ変化の無い滝なら逆に記憶に残りそうだ。
立岩
若い時から一度は登ってみたい山で、こんな所で出合えるとは思っていなかった。
時刻はまだ13時なので今からでも登れなくはないが、気力が少し足らなかった。
三段の滝
帰路に入り車を走らせていると ”三段の滝”への道標が出て来たので更に寄り道してみることにした。
滝見遊歩道の駐車場に着いてみると何か覚えがある所だった。 '09年04月に群馬の山友に案内されて碧岩に登ったことがあるが、その時に登山道にあった滝だった。 なので滝見をせずに帰宅することにした。
'18年、関東の滝巡り
11月01日:早戸大滝、雷滝
11月02日:白滝、神庭洞窟、夫婦滝、龍門の滝、清浄の滝 → 蛹沢不動滝、大除沢不動滝
→ 丸神の滝
11月03日:秩父華厳の滝、上空滝、不動滝、子ノ神の滝 → 不二洞 → 線ヶ滝